我が家の周りも先月の自粛解除の後、小中学校の授業も再開し公的施設も開所され、少しずつ元の生活に戻りつつあるのかなと感じています。お店の方もお盆も近づくこともあって、これまでよりもお客様に立ち寄って頂けるようになっています。仏壇店ということで、比較的ご年配のお客様が多い中、自粛中はどうしても外出を控えられる傾向があり、お店の来店客数も減少気味でした。これまでの自粛期間中はある意味皆入院生活を送っていて、そして自粛解除で退院し、今はリハビリ期間中のように捉えられるのかも知れません。リハビリで少しずつ体力を元に戻しながら、社会復帰を目指しているのが現状なのかも知れません。ワクチンや治療薬が完成するまでは、正しく感染予防を行いない上手に新型コロナウィルスと付き合っていくしかないでしょう。

 新型コロナの情報は毎日チェックしているものの、あまりコロナのことばかりを気使っていると精神的に参ってしまいそうなので、最近のテレビ等では極力心が和み癒されるような番組を視聴するように心掛けています。その一例がNHKの「駅・空港・街角ピアノ」です。世界の色々な所で誰でも自由に弾けるこのピアノを、旅行者・地元民・様々な人が奏でます。クラシック・ポップス・ジャズ・民族音楽・即興曲等(時には日本のアニメソングも)ピアノが弾けない私にはとても羨ましく、そしてほほえましくそれぞれの人間模様が垣間見れます。今現在のコロナ禍にあって音楽の重要性を再認識させられる一時でもあります。何となく癒され、心も浄化されるように感じ、そして自分自身が海外旅行に出かけているようにも感じさせてくれます。今月13日(土)19:00からNHK・BSでこのスペシャル番組が放送されるということで、今から楽しみです。