連日連夜、ネット・テレビとコロナ一色?の報道に注目しています。取り敢えず、来月6日迄は全国で緊急事態宣言による「不要不急の外出の自粛」「三密を避ける」ということで、この田舎でも私をはじめ皆さんが心掛けておられると思います。先行き不透明な現在、感染予防が何より大切なことは勿論ではありますが、商売人の私としてはその一方、経済とのバランスも気になるところです。お店の営業も来月6日までは時間短縮を行い、それ以降は平常通りに戻すつもりですが、この連休の間にでも万が一この地域で感染者が出れば、予定も変更しなければならないと考えています。私自身も「コロナ疲れ」というわけではないのでしょうが、ポジティブな気持ちにはなかなかなれません。ネットを見ると、それぞれのツイートにリツイートの応酬があったりでがっかりします。特に人の揚げ足取り的なツイートには閉口してしまいます。かと思えば特に大変な立場にある医療関係者の為に、クラウドファンディング・食事や宿の提供など日本人の助け合いの記事を見ると、ホッとする面もあります。

 今から約100年前の「スペイン風邪」(1918~1920年)でその当時日本国内では2,300万人が感染し、38万人が死亡したという記事を目にしました。当時の人口が5,600~5,700万人であったことからすると、かなり高い割合で感染者が発生したことが分かります。私も我が家の「家系図」で確認したところ、その時期に4名が亡くなったという記録が残っていました。それを知った時、その当時の混乱状況がとてつもなく大変であっただろうことが容易に想像出来ました。その時の記録はそれなりに残存しているでしょうが、記憶に残っている人はほぼゼロに近いと思われます。言ってみれば、今のこの状態とは現在生存している者にとっては初めての経験(未知との遭遇)のため、暗中模索が続いていくものと思われます。一日も早い収束と併せてワクチンと治療薬が完成することを心待ちにするしかないのでしょうか?日本人の共助・共生の精神と国民性を信じて必ずや元の生活に戻れることを願っています。それと併せて、全世界も収束することを重ねて願っています。闇夜の向こうに少しずつ光が差してくる日が訪れることも・・・・