連日、マスコミ等では「新型コロナウィルス」の報道が伝わっています。拡大する一方で、根本的な治療方法も無く、終息にはかなりの期間を要するように思われます。先月、この場で少し触れさせていただきましたが、私が最初にこの情報を耳にした時、何かしら胸騒ぎがしていました。当時は、マスコミの扱いも、政府の対応も静かな感じでしたが、私自身は何とも言えない不気味な想いすらしていました。思い過ごしであれば良かったのですが、今日現在、大変な状況にあります。「正しく怖がり、正しく対応する」ようには言われていますので、私も自分自身で出来る対応は行っているつもりです。

 健康面だけに留まらず、日本の経済面にも大きな影響を与えています。御多分に漏れず、我々の業界も物によっては中国に依存している部分もあるので、今後かなりの影響が出るものと予想されます。「日本のもの作り」が中国に拠点を移してかなりの年数が経過しました。時代の流れで仕方無かったのかも知れませんが、依存の度合いが高い業種ほどその影響は大きいと思います。「しっぺ返し」という言い方は良くないのかも知れませんが、もう一度「日本のもの作り」について再考する必要があるのかも知れません。いずれにせよ、一日も早い終息を願うばかりです。

 それから、もう一つの心配は「東京オリンピック・パラリンピック」が予定通り行われるかということです。直前準備を考え逆算して行けば、待ったなしの状況かも知れません。正式決定され、準備を進めている以上、「中止」になることはないでしょうが、このまま終息しなければ最悪の場合「延期(1年)」ということもあり得るかもと危惧しています。どうか、取り越し苦労でありますに!

      「頑張ろう、世界」、「頑張ろう、日本」、「頑張ろう、私達」