昨日、3月11日午後2時46分に黙祷を捧げました。と言っても、出張中でラジオに耳を傾けながら運転中であったため、心の中で黙祷を捧げました。昨晩は東日本大震災復興特集を各メディアが扱っていました。8年経ってもなかなか思うように復興が進んでいない地域や、当初の予想とは大きく異なっている地域があったり、真の復興はまだ先なんだなあと痛感しました。

 阪神淡路大震災、東日本大震災をはじめ熊本・北海道と様々な震災によって残念なことにお亡くなりになられた方々を弔うためにも、その周辺の御仏壇屋さんが大なり小なり関りを持つのは自然のことかもしれません。その御仏壇屋さん自身も被災者で日々の生活が大変な中、その対応に当たられる様を想像する時、我々仏壇屋の存在意義や、ご遺族の方との繋がりを改めて考えさせられます。私自身も、どのような局面であれ、地域で必要とされる仏壇屋であり続けたいと思います。