今日、3月11日は忘れもしない「東日本大震災」が起こった日です。9年前のこととはいえ、その当時の映像は今も鮮明に脳裏に焼き付ています。まるで映画でも見ているかのような悲惨や情景を、テレビに噛り付いて昼夜を問わず、数日間見入っていました。それ以来、毎年3月11日14時46分には、スマホのアラームをセットし、その時間には東の方向を向いて黙とうを捧げるようにしています。今朝も早速セットして、その時間には同じ行動をとる準備が出来ています。

 このような大切な日が、今般の「新型コロナウイルス」の異常事態で、影が薄くなっているように感じるのは私だけでしょうか?優先順位を考えれば、先ずはこの問題の終息に向けての対応が急がれるのは間違いありません。またまた日本にとって国難、それ以上に全世界にとって危機的な状態にさらされています。本当に厄介で憂鬱な問題です。この「店主のつぶやき」で以前投稿して、この問題が拡大することへの懸念をしていましたが、その時の想像をはるかに超えた状況を目の当たりにしています。私も、新聞・テレビの報道をはじめ、ネットでの情報にも目を通していますが、自分自身でその真偽を見分けなければ振り回される危険も感じます。「正しく怖がり、正しく対応していく」という根本は変わらないとして、商売人の端くれの一人としては、現在・そして今後の経済への影響を危惧しています。感染拡大防止と経済への影響とバランスを取りながら対応することは至難の業かも知れませんが、今の状況が続けば我々のような商売人はお手上げです。

 「東日本大震災」に対する鎮魂の思いと、「新型コロナウイルス」問題の一日も早い終息を願うばかりです。